プラズマみかんについて

プラズマみかんは、近畿大学文芸学部芸術学科演劇・芸能専攻メンバーにより2006年に皮切り。
現在は東大阪市の若江岩田の町工場に拠点を持ち、演劇創作活動を行っています。

「みかんは小粒でチクリと痛い」をキャッチコピーに、現代社会における日常的な生きづらさを題材に、その背景に潜む社会問題をSF(少し不思議)な表現として描き、観客が自身や社会との関わりを見つめ直すきっかけを創出することを目的としています。更に近年は、舞台手話通訳付き公演を導入し、誰もが等しく劇場にアクセス出来る環境づくりにも取り組んでいます。

また、地域に根ざした活動として、東大阪市の人材バンクに登録し、ワークショップや市民参加型の交流事業など、観客を単なる鑑賞者にとどめず、共に語り合い、表現を分かち合う場づくりも行っています。

小規模の劇団ですが、演劇創作を「社会と人をつなぐ対話の場」として位置づけ、地域の多様な人と関わり、楽しみながら社会の課題の解決に寄与していくことを目指して活動しています。

 

沿革

2006年

近畿大学文芸学部芸術学科演劇・芸能専攻メンバーで「プラズマみかん」設立。皮切り公演「遠い音楽」をロクソドンタ・ブラックにて上演。

2008年

社会人劇団として活動を開始。

2015年

C.T.T.セレクションin松山に大阪代表として選出。「最後のテレビ」をシアターねこ(愛媛)にて上演。

2016年

東大阪市若江岩田に劇団アトリエを持つ。 以降、地域に密着した活動を開始する。
ワークショップフェスティバルDOORS 10thにて市民向けワークショップ「初めてつくる!台本のないえんげき会」を堺市三原文化会館にて開催。

2017年

Ahwoooとの合同公演 Ahwooo +プラズマみかん「犬にまつわる、ふたつのお話」を大阪、東京の2都市で上演。
ワークショップフェスティバルDOORS 11thにて市民向けワークショップ「初めてつくる!台本のないえんげき会」を芸術創造館にて開催。
つぶつぶ企画「ナッチョなリズムⅢ」にて初の劇団アトリエ公演(東大阪)を実施。

2018年

イコーラムフェスタハッピーステージ(東大阪)にて「トライガールズ~花園弁当工場より~」を上演。
ワークショップフェスティバルDOORS 12thにて市民向けワークショップ「初めてつくる!台本のないえんげき会」を芸術創造館にて開催。
男女共同参画センター「イコーラム」にて市民向けワークショップを開催。

2019年

Ahwoooとの合同公演 Ahwooo +プラズマみかん「あうみか#1」を大阪、東京の2都市で上演。

2020年

AI・HALL協力公演/第11回公演「ワーニャのパンツと洗えない」 にて全ステージ、レンタルおじさんとのアフタートークを実施。

2022年

第12回演劇公演「潔白なセイレーン」にて舞台手話通訳付き公演を導入。

2023年

主格メンバーによる出産、療養等が重なり主催公演は一時中断するが、持続可能な活動への転換を図る。

2024年

大阪市立芸術創造館『ぱくっと!2024』にて『セイギノミハタ‐WAになって踊れるか‐』を上演。ショーケース公演に初参加。

2025年

東大阪市の人材バンクに登録
ワーク・イン・プログレス公演「プラズマみかんの試食会」をウイングフィールドにて上演。

 

受賞歴

2006年 ロクソドンタ演劇フェスティバル2006 象印賞

2007年 ロクソドンタ演劇フェスティバル2007 象印賞

 

その他

東大阪人材バンク https://www.city.higashiosaka.lg.jp/0000041951.html